春休みにこども達がお寺で修行体験!「三日坊主の会」にて【本山式書道教育】の巻

本日は一年に一度の祐照寺さんでの
こども体験修行【三日坊主の会】にて
お習字の時間を担当しました
親元を離れ、お菓子やジュース、肉魚、テレビのない三日間をこどもたちは過ごします
今年でもう4〜5年連続務めさせていただいておりますが...

小学校1年生だった子がもう6年生!
感慨深いものがあります
そして、今年は少しやり方を変え
その場その時間の成長だけではなく
帰ってからも
家族や一緒に生きている人とのコミュニケーションを目的にし
お手本は用意しませんでした
一時的な集中や技術習得ももちろん良いのですが
なにしろ一年に一回、1時間ですから
帰っても家族とできるような内容と宿題を出すことに
・お道具の説明
 →筆は自分の一部となり書き表してくれること
 →その他のお道具も作品を作ってくれるので全て丁寧に大事に扱うこと
・細い線、太い線を書く
 →技術的なものもありますが、自分と他人の細い太いは違うこと
・書きたい言葉や絵を書く
 →書きたいものを書くことで筆で表現することの楽しさを知る、その子の本心を知る
・◯を書く
 →私たちは何でできているか?細かく分解していくと◯からできていること
 →その存在は◯でしかないこと
・大きく、太く、丁寧に、きれいに、大事にお道具を使い残りの紙全てに
 ◯を書き気に入ったものを目の前に置く
 →◯を大きく太くきれいにかけることは心身ともに健康であることを意味すること
 →宿題として、帰ったら書いたものを全て家族に見せ、みんなで◯を書くこと
◎親子のコミュニケーションになり
◎その子の気持ちや考え
◎日々の見えない成長を目の当たりにする
◎視覚で認識すること
を目的としました
が、宿題をやるもやらないもその子次第(笑)
親子でやると面白いんですよね

まだまだ、見守りますよ〜
祐照寺のご住職、みなさま、いつも貴重なお時間を与えていただきありがとうございます